独立行政法人 総合病院 国保 旭中央病院へ佐藤が講師として呼ばれたので出張研修へ行ってきた様子をお届けします!!
研修先
独立行政法人 総合病院 国保 旭中央病院
千葉県は旭市にある旭中央病院での出張研修
普段、顔を合わせているスタッフ同士の研修ということでスムーズに研修ができました。
これからSSTを導入していく上での質問など、質疑応答はいつにもまして「実のある」ものになったと思います。
参加者の感想
医師Kさん
SSTには、モデリング・促し・行動形成・・・の行動療法的なエッセンスが詰まっており、それをアレンジしながら反復することで、身体が覚えることができたと思います。利用者の反応を見ながら「まずお手本を見てみよう」「練習してみよう」といった機敏のきいた声掛けをすることは苦手意識がありましたが、様々なアイデアを教えて頂きました。早速、外来診察で「苦手な職場の人への、頼み方を練習しましょうか?」と声掛けしたところ、とても驚かれました。普段一方通行になりやすい診察が、双方向のコミュニケーションに膨らむような気がしています。
看護師
Tさん
1日目のロールプレイでイメージが持て、2日目では実際に自分たちでSSTカリキュラムを作り実践することでより理解が深まりました。佐藤先生の説明が丁寧でわかりやすく貴重な経験ができました。SSTを用いて実際にどのように患者介入していけばよいか学ぶことができてよかったです。
看護師
Hさん
SST研修を行い、人の良い所を褒めることで、長所を引き出し、本人へ自覚させる事が大切であると学びました。多くの精神科患者さんは自分に自信が無くなっていると思います。SSTを通じて、自信を身につける事で、社会で暮らす手助けすることができるのだと感じました。
臨床心理士
Kさん
先生の体験談がとても学びになりました。SSTを実際にグループでやっていた時に、病院職員にやりたいことを実現させるために交渉するなど、その場ですぐにSSTを活用して、成功体験を積む工夫をされているところが、患者さんのモチベーションアップや、活性化につながっていて、SSTの風通しのよい楽しい風土を養っていることが理解できました。
精神保健福祉士
Iさん
事例を元に課題を抽出してさらにそれを厳選して5段階に計画立てする過程が印象深い。スタッフによって着眼点や価値観、問題意識が異なり多様な意見を知ることができ、計画立案の精度が高まる期待がある。5段階に簡潔で、明確に、目標に達成できるような課題を設定することは難しく、経験を積み技術を身につけなければと思った。その為にSSTに限らずデイケアでの活動場面や個人面談でも取り入れ活用したい。
佐藤から
以前、三軒茶屋診療所でSST初級研修を開催した際に、参加いただいた綿貫さんからのご紹介で、今回の出張研修を行うことができました。お招きいただき、ありがとうございます。
そして、今回の研修は参加者のみなさんのおかげですごくスムーズに進行することができました。お互いが普段から業務でも顔を合わせることがあるという近いということもあり、連携も取れていたのが印象的でした。
あまりにもスムーズだったので(笑)、普段お話できないような事例などを多めにお伝えできたかと思います。
参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
こういった形で、随時、出張研修も承っておりますのでご興味のある方は、お問い合わせフォームからご連絡、お待ちしております。