2018年3月10、11に行われた、
アームズラボ主催、SST初級研修「ファーストレベルセミナー」のレポートです。
第三回目となった今回は関東近辺以外の遠方の地域「中部地方」「四国」などの方にお越しいただきました。参加された方は作業療法士、看護師、精神保健福祉士、臨床心理士などバラエティに富んでおり、研修以外の時間では、参加者同士での刺激もあったそうです。
目次
参加者の声
日々、業務がある中で個別の関わりからSSTを利用しようと強く思うようになりました
作業療法士Mさん
プログラム導入に関して、自信が持てました
精神保健福祉士Nさん
ロールプレイが印象的でした。自分はもちろん、人がやっているのも多く見れました
臨床心理士Oさん
個別SSTという技法をしり、取り組んでいければと思っています
就労移行支援員Sさん
佐藤から
みなさんが、それぞれの現場でリーダーとして、また普段の関わりの中でSSTが役立つことを期待しています。
毎回、研修者の熱意に圧倒され、私自身の学びの場になっており、大変刺激や元気をもらっています。
セミナーの中でもお話ししましたが、精神科領域の専門職はコミュニケーションの評価技術を持っているのにも関わらず、コミュニケーションの体系的なリハビリテーション方法を知らない・できないのは、論理破綻をきたしていると思います。
SSTだけがコミュニケーショントレーニングではないことは明らかですが、そもそも、SSTはアサーションを始めとしたいくつかの学習理論をリバーマン博士がパッキングしたものです。
体系だったSSTを行うのも、ロールプレイだけを抜き出して使うこともできると思います(協会には怒られるかもしれませんが笑)。
そのように考えていただけると、様々な患者さんや対象者にこの研修内容がもっと貢献できるかもしれません。
次回研修情報
次回のSST初級研修「ファーストレベルセミナー」は2018年6月23(土)24(日)に決定しました。
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