職場で、
●プログラムがマンネリ化している
●新しいプログラムをやりたい
●プログラムが思いつかない
●いざやろうとすると難しい
などなど、
「プログラム」で頭を悩ませている、
そんな方、多いと思います。
今回紹介するのは、
精神科リハビリテーションプログラム開発の一環として、
考えたオリジナルのプログラムです。
病院職員はもちろん、
企業の研修企画などの参考にどうぞ。
目次
研修名称
nanoblock®(ナノブロック)を使用したプログラム(仮称)
正式な名前はつけていませんが、
その名の通り、ナノブロックを使用して実行するプログラムです。
ナノブロックとは
玩具総合商社の株式会社カワダが商品開発、生産している看板ブランド。
名称どおり、
小さいサイズのブロックでオリジナル商品から、
人気のキャラクターまで種類の豊富さが特徴的で、
子供から大人までさまざまな種類があります。
使用する物
ナノブロック数種類
今回は、
ドラゴンクエストシリーズの
●スライム×2
●スライムベス×2
●スライムナイト×2
●キラーマシーン×2
こちらを使用しました。
進め方例
①目標を設定する
グループでひとつの作品を完成させる
②制限をつける
例えば、
制限時間を設けたり、1人しか説明書を見れない状況を作ったり、
実際に作業する人には口頭でのみ、伝えられるなど
③負荷がかかった状態からさまざまなことがわかる
このプログラムの特徴
●グループでブロック制作をするのがメイン
●参加人数によって役割を変更するなど、目的に応じてスタイルの変更が可能
●グループワークの中で、指示の出し方、受け方、仰ぎ方などで評価をすることができる
●制限時間を設定することでより付加をかけた状態での作業や、コミュニケーションのスタイルを浮き彫りにできる
●実際に仕事をしているようなストレス環境ができる
●参加者のワークスタイル、コミュニケーションスタイルが顕著化しやすい
●トレーニングの意味合いが強い
参加者の感想
佐藤の感想
いかがでしたでしょうか。
普段は精神疾患を持つ方に対して、
リハビリテーションの一環として提供しているこのプログラム。
今回は、
あえて一般公募を行い、実施しました。
そして、実は参加者の方には
事前にプログラムの内容は一切伝えておらず、
全員が初対面、年齢もバラバラの男女、というシチュエーションで行いました。
実施する中で、参加者の方も同様の感想を持つ方がいたのですが、
非常に仕事の構造に似ています。
また、企業での研修にも活用できる場面が多々感じられ、
このプログラムの可能性を再認識できました。
レゴシリアスプレイとの違い
最後に、このプログラムって
レゴシリアスプレイと一緒じゃない?と、思った方もいると思います。
レゴシリアスプレイとは?
ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツは、レゴ®シリアスプレイ®を活用した、プログラムを開発・提供し、組織力を強化のお手伝いをする企業です。レゴ・ブロックを道具に使う、ユニークなアプローチで、組織の抱える課題を可視化し、組織に内在する知恵を結集して、解決へと導きます。
引用:レゴ®シリアスプレイ®公式ホームページ
レゴシリアスプレイの特徴
●自由度が高い
●構造化は実施者にゆだねられるのが特徴
●クリエイティブ
まとめ
比較的に自由度が高いレゴシリアスプレイに対して、
今回のプログラムは縛りを与えることで炙り出される問題から、
さまざまなことが分析できるのが特徴です。
繰り返しになりますが、
このプログラムは企業での研修としての相性が良く、
さまざまな場面で活躍してくれると思います。
最後に、
今回紹介したプログラムの内容はほんの一部です。
●もっと詳しく知りたい
●一度プログラムを受けてみたい
●実際に導入してみたい
そんな方はぜひ、
ご連絡お待ちしております。